定期保険の原価は?

定期保険の原価は? 保険

こんばんは、オオカミです。

昨日は時間がなく雑な記事になりました。反省しています。

記事を書く時は慎重に丁寧に仕上げていくようにします。

 

本題です「定期保険の原価は?」

前回まで大数の法則と生命保険料の内訳について考えてきました。

 

本日は定期保険の原価をオオカミなりに考えてみたいと思います。最後にライフネット生命と答え合わせしていきたいと思います。

実際の答えを出したほうが早いですが、考える力を訓練するためにも自己流でまずは考えていきたいと思います。

日本の教育では暗記ばっかりで、考える力がないってよく言われますよね。

 

25歳が10年間の定期保険2,000万円に加入した場合は?

さっそく原価を考えていきたいと思います。

わかりやすく、25歳が定期保険2,000万円に加入した場合を考えてみます。

保険の期間は10年間とします。なので25歳から35歳までの10年間保険料を払い続けます。

10年間なので、月払いにすると10(年)×12(ヶ月)=120回支払いをします。

毎月だとあまり気にしませんが、120回の支払いは多いですね。恐るべき毎月払い。。

保険料の計算方法は次のとおりです。

  1. 25歳から35歳の死亡率を調べる
  2. 死亡率をもとに保険金がどれくらい必要か考える
  3. 不要なお金は運用できるか考える
  4. 会社の儲けを保険料にのっける
  5. 答え合わせ

この5つのステップで考えていきます。

 

①25歳から35歳の死亡率を調べる

死亡率を調べます。とりあえずググります。

調べたところ厚生労働省が人口動態調査という調査をしています↓

(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html)

それで統計情報をクリックすると☟がでました。

引用

それらしくデータがあったのでダウンロードしました。一瞬でした。

あっという間に統計データが入手できました。グーグル先生流石です。

肝心のデータがこちらです。

公式のデータを引用いたしました。こちらは男女合計だったので、男性の死亡率はこちらでした。

小さくて見づらいですね、すいません。

統計データによると

10万人あたりの死亡率は

25歳から29歳が 1547

30歳から34歳が 2154

となっています。

なので25歳から34歳までの死亡率は

(1547+2154)÷2=1850ですね。

つまり25歳で10年間の定期保険に入る場合10万人あたり1850人に対して保険金を払うというのが確率上の期待値です。

 

②死亡率をもとに保険金がどれくらい必要か考える

そのため、10万人が保険に入ると

2000万円×1850人=3,700,000万円です。

結構な金額ですね。

10年間で370億円が必要になってきます。大金ですね。。。。。個人ではとても用意できない、、、

10万人で370億円を用意しようとすると

  • 一万人で37億円
  • 1000人で3.7億円
  • 100人で3700万円
  • 10人で370万円
  • 一人あたり37万円です。

これを10年間かけて支払うと

一年あたり約3万円

一ヶ月あたり2500円ですね。

とても現実味のある数字になりました。

25歳なら2500円払えば保険金2000万円の用意ができる計算ですね。細かいことは無視します。

③不要なお金は運用できるか考える

一人2500円を10万人から集めると毎月2.5億円の継続収入が入ってきます。

一人ひとりでは大した事のない金額ですが、人数を集めるとものすごい金額ですね。

毎月2.5億円が入ってきても一定数保険金の支払いはあります。

しかも、定期保険は解約返戻金がないので、、運用に回せるお金の余裕がありません。

毎年の保険金の支払額が期待値よりも少なければ運用に回すことができますが、、確率なのでなんとも言えません、、、

定期保険では運用は不可と仮定します。

④会社の儲けを保険料にのっける

いよいよ最後のステップです。

会社の経費や利益を保険料に乗っけちゃいましょう。しかも、いくらなのかは消費者に知らせる必要がないので、利益をのっけてもばれません笑

先程のデータでは原価が約2,500円だったので、、

付加保険料として300円乗っけましょう。

これで毎月10万人×300円で3000万円のお金が余分に入ってきます。

保険料は2,800円です。

あとはこの保険を売れば売るほど利益がでて、お金に余裕ができるので大金を運用してお金を生み出すこともできます。

保険は数が大切ですね。

今回は細かいことを考えずに大雑把に考えたのであしからず、、、

⑤答え合わせ

さていよいよ答え合わせです。

とある保険会社でシュミレーションをしたところ約1,900円でした。ずいぶん安い、、、なぜだ?

またライフネット生命で原価が公表されています(こちら

付加保険料が経費と利益になる部分です。

実際に見てみると

30歳男性1000万円の場合
保険料 1068円
純保険料 667円
付加保険料 401円

となっています。約40%が手数料です。毎月40%の手数料を10年間払い続けます。

しかも保険料になっていて、他の会社ではブラックボックスです。儲け過ぎでは?

 

オオカミの予想では原価2500円でしたが、実際には1900円でした。

やはり保険料を素人が計算するのは難しいです。

なぜずれてしまったのか原因は3つあります。

 

1.使用するデータが違っている

生命保険を設計する際に使用するデータがオオカミの引用したデータではない可能性が高いです。

なにか別のデータを使っているんでしょうか?

 

2.加入者を選んでいない

オオカミの試算では無差別に10万人が加入しています。しかし、通常の保険には告知義務というのがあり、病気になっている人や手術歴があると保険に入れません。

また、保険金を支払う条件も規定で細かく決められているので100%保険金がでるかどうかはわかりません。

保険会社は危険度を選ぶので、実際には保険金の支払い確率が低いと考えられます。

 

3.運用利回りを設定していない

今回は運用利回りを設定していませんでした。

保険会社は支払余力がかなりあるので、運用を行っています。

運用利回りも加味すればもっと低い保険料を算出できたと思います。

 

まとめ

定期保険の保険料をシュミレーションしてみました。

今回は大外れしてしまいましたが、意外と付加保険料が高いことがわかり勉強になりました。

保険の原価は25歳男性2,000万円だと原価2,000円以下です。

保険は多くの人からお金を集めるので、大金を持っています。

資本主義で勝者になるのは資本を持っている会社なので、当然の事かもしれません。

明日は終身保険を考えてみます。

最後までありがとうございました。

オオカミ

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