こんばんは
オオカミです。
連休で休んでいると頭の回転が落ちてしまいます。
やっぱり仕事しないと駄目ですね。
本題です「保険は資産?OR負債?」です。
前回まで保険の仕組みや原価に関する記事が中心でした。
中身についてはブラックボックスなので、そこまで知らなくても大丈夫です。
ただ知識を増やしてもあまり使いどころはないので、今日はちょっと実用的な記事にします。
資産と負債この2つの言葉を聞いたことのある人はいますか?
きっと多くの人が聞いたことがあると思います。
以前ベストセラーになった、金持ち父さん貧乏父さんでも紹介されていました。
本来は学校の教育で教えてもいいことなのですが、なぜか教えてくれないんですよね。高校で経済学でも必須にして、叩き込めばいいと思うんですが、、
資産と負債の違いとは?
さて、資産と負債について話を進めていきます。
まずは両者の違いについてです。
資産と聞くと家や車、あとは金塊とか笑思いつきますね。負債と聞くと借金とか借り入れ金が思いつきます。
たったこれだけの違いです。
- 資産とは自分のお金が増えて戻ってくるもの
- 負債とは自分のお金が戻ってこないもの
お金は絶えず世の中をぐるぐる回っていますが、使う所によって増えて返ってきたり無くなってしまいます。
負債とは?
両者の違いがわかったところで、負債について詳しく書きます。
負債とは自分のお金が戻ってこないものです。
借金は借りた以上に利息を支払う必要があるので、負債です。利息の分だけ自分のお金がなくなってしまいます。
あとは生活費ですね笑
これは避けられないものですが、生活費を払ってお金が増えたら苦労しないですね。これは必要経費です。生きるだけでコストは掛かっています。
あとはマイカーやマイホームも負債です。
車は一度買えば、税金や車検、ガソリン代などなどお金がバンバン出ていきます。
買った車を買った値段以上で売却できれば資産ですが、一度乗ってしまえば価値は半減していまいます。
マイホームも同じです。税金やリフォーム費が必要ですし、売却益は見込めません。家賃が無くなるのは事実ですが、最初に何十年分の家賃を払っていることにかわりは無いです。
具体例を挙げましたが、ほとんどが負債です。
旅行や遊び、家、車、日常に溢れている情報はほとんど負債です。
資産とは?
負債にの次は資産です。
資産は自分のお金を増やしてくれるものです。
具体的には株や不動産、投資信託、あとは普通預金なんかもあります。
株はわかりやすいと思います。株は持っているだけで数%の配当があります。また、値段が変動しているのでうまく行けば安く買って高く売ることもできます。
家も他人に貸出をすれば資産にかわります。毎月払われる家賃が収入になります。先程の負債だった生活費のうち家賃が家を資産に変えてしまいました。恐るべき家賃。
不動産も建物なら貸し出して賃料収入、土地なら高く売ってキャピタルゲインを得ることもできるし、駐車場にして駐車料を取ることもできます。
普通預金はわずかながらも利息が入るので、資産になります。銀行が私達に借金をしている形になります。
以上資産について具体的に見てきましたが、資産は大金を持っていないと持てません。
資産だけで生活しようとしたら、生涯年収くらいの現金がなければ厳しいですね。さすが資本主義です。
資産に関する情報ですが、我々の回りにあまりありません。
大金をもった人たちに情報があつまり、庶民にはなかなか情報が降りてこない情報です。
まれに月利*%の投資案件とか話をする人もいますが、ほとんどの確率でそれは詐欺なので負債です。資産と思って(投資と思って)大切なお金を増やそうとしてもお金をただあげることになるので、お気をつけを。
資産と負債の関係は?
お金と両者の流れを図にするとこのような感じになります。
一方からはお金がなくなり、一方では増えて返ってくる。
見ているとなんとも不思議な感じです。
資産と負債の関係は実に明快です。
表裏一体の関係です。
資産は誰かの負債になっていて
負債は誰かの資産になっています
借金で例えてみましょう。
AさんがBさんに1,000万円を借りていて、利息100万円とします。
Aさんは利息と借金返済のため1,100万円が必要です。利息を払ってもお金は返ってきません。
返済が終わるまで死ぬ気で働きましょう笑
一方Bさんは1,000万円の資産があります。しかも、Aさんの払った利息が100万円入ってきます。
純利益100万円ですね。
金貸しは儲かりまっせ!!
このように1,000万円の借金も
Aさんにとっては負債
Bさんにとっては資産になっています。
みなさんもどちらの立場になりたいのかよく考えましょう。
お金が動くたびに、資産と負債の両方が存在しています。
保険料は負債?資産?
さて保険にあてはめて考えて行きましょう。
掛け捨ての場合保険料は返ってきません。なので保険料は負債に該当します。
次に保険に入る目的ですが、お葬式代や子供の教育費いわゆる死後に必要なお金を準備することが目的となります。
例えばお葬式代300万円必要となったら、これは財布から出ていくので負債です。
この300万円を払いたくないので、毎月の保険料でリスクヘッジすることが目的です。
負債で負債を打ち消すというのが保険です。
別の見方をすると保険は資産に変わることもあります。
それは不幸の宝くじに当選したときです。
保険金が出れば、保険料以上のお金を手にできるので今までの保険料は資産になります笑
保険金で儲けるのが保険の目的ではなく、万が一の時に負債を過剰に抱えないようにするのが保険の本質です。
保険に入ろうか迷っている人はどれくらいの負債を回避するために、この保険料は妥当なのか?と考えるとわかりやすと思います。
- 入院して10万円の支払いのために毎月2,000円払う
- 自分が死んでも子供が大学に行けるように3000万円必要だから、毎月5,000円払う
最初の場合は10万円の負債のために毎月2,000円、二番目は3,000万円のために毎月5,000円
明らかに前者はコスパが悪いですよね、貯金したほうが早い笑
後者はとても貯金では準備できないので、保険の理にかなっているとオオカミは思います。
負債を避けるために、毎月高額な保険料を払っていては本末転倒なのでよく考えましょう。
金融商品は資産と負債に分けて考えるととってもわかりやすいです。オオカミのおすすめ思考法です。
まとめ
資産と負債違いはお金が無くなるか、増えるかです。
両者は表裏一体で、負債は誰かの資産、資産は誰かの負債です。
保険は万が一の際の負債を回避するためにあります。毎月小さな保険料(負債)で大きな負債を回避するものです。
大きな負債が10万円とからなら保険の意味がないです。
このように複雑な金融商品も資産と負債に分けて考えればスッキリします。
最後までありがとうございました。
オオカミ
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