こんばんは
オオカミです。
最近、変化が激しいです。
なんでこんなに変化が多いのか不思議な気分になります。
本題です「生命保険は若いうちに加入するのはお得なのか?」
生命保険について考える時に必ず出る疑問です。
- 若いうちは保険料が安いから入ったほうがのか?
- それとも必要だと思った時に加入したほうがいいのか?
- 病気になってからは保険料に加入できるのかわからないし入ったほうがいいのかな?
迷っている人は多いと思います。
営業トークとしては
営業マン:「保険はいつ加入します?」
お客さん:「いつか加入しますね、、、、」
営業マン:「実はいま保険料が一番安いんですよーしかも、総額も一番安いんでいつか入るなら一番安い今にしましょう!!」
↑こんな感じのトークは多いです。
しかも保険料とかよくわからないし、考えるのがめんどくさいですよね。
今回はその疑問にずばりオオカミが解決します。(あくまでも私見ですが)
前提として
本題に入る前に生命保険の前提を書きます。
なので、生命保険で金銭的損失を避けようとすることは原理原則に反しています。
生命保険は不幸の宝くじです。(記事はこちらです。)
保険は未来のリスクをヘッジする商品です。
未来を完全に予想することはできません、なので不安に煽られずに必要なのか不要なのかという観点に立って考えていきましょう。
よく癌になった時保険に入ってないと大変だとか、ものすごいお金がかかるという話があります。
保険に加入していないと損をするという話です。
しかし、それは投資に例えるとビットコインが1サトシの時に買っていたら、今一億円まで上がっていたのになーという話と同じです。
今投資していなかったから本来一億円利益がでたのに、投資機会を逃して一億円損した。と同じです。
未来に何が起きてどれくらい困るのかは誰もわかりません。しかし、ある程度予想できることも事実です。
人間は期待と不安では、同じ程度の現象でも不安は期待の3倍大げさに感じるので、保険が必要と錯覚してしまう傾向にあります。
一万円得をするよりも、一万円損したくないのが人間の性ですね。
なぜ、若いときは保険料が安い?
生命保険は若ければ若いほど保険料が安く、加入しやすいです。
理由は
若いから保険金を払う確率が極めて低いからです。
当然ですよね、
このあたりを保険会社のアクチュアリーさんたちが仕組みを考えています。
この統計学を使うことで生命保険は成立しています。
なので、
- 保険料が安ければ安いほど保険を使う確率は低いということです。
- 逆に保険料が高ければ高いほど保険を使う確率は高いです。
とある保険会社で試算してみました
(保険種類:定期保険 保険期間:10年 性別:男性)
年齢 | 保険料 | 総額 |
20 | 920 | 110,400 |
30 | 1068 | 128,160 |
40 | 1792 | 215,040 |
50 | 4217 | 506,040 |
掛け捨ての保険に10年間加入する場合です。
50歳の時に保険料が跳ね上がっています。
おそらく死亡率が徐々に上がっていくのでしょう。さすが長寿の国日本ですね。
20歳から30歳の若い間は保険料にあまりかわりはありません。
20歳と50歳では約4.5倍の違いがあります。
やはり若い時に加入したほうがお得なのか?
先ほどのシュミレーションは10年間のみの支払いでした。
シュミレーションを見るとたしかに若い時の方が保険料は安いです。
また、保険の期間が長くなると若い時の方が保険料の総額は安くなります。
ただし、総額が安いのは同じ年齢まで加入を続け解約をしなかったときです。
例えば、一生涯保険料を払い続ける終身払いというパターンであったり、75歳まで保険に加入するという場合です。
整理します。
長いあいだ保険に加入する場合は若いうちの方が保険料の総額は安くなる傾向にあります。これは確かに事実です。
しかし、それは同じ年齢まで加入した場合の話であって本当にその時まで保険が必要なのかどうかわかりません。
未来に何が起こるのかわからないので、長い間生命保険が必要な人もいれば、子供が独立したら保険が不要な人もいます。
「実はいま保険料が一番安いんですよーしかも、総額も一番安いんでいつか入るなら一番安い今にしましょう!!」
これはただの保険会社のセールストークです。
保険料の総額を比較することは無意味なので、保険料が安いことを誇張しているだけです。
保険は何のために加入するの?
保険料が安いから生命保険に入っている人はいます?
安いから人はものを買うのではなく、本来は必要だから買います。
これは生命保険でも同様です。
なぜ、保険はずっと加入するものと決めつけられるのでしょうか?
年金や国民健康保険は義務なので、仕方ないです。
民間の生命保険は国の保険を補う役目なので、国の保険が変われば必要かどうかも変化します。
繰り返しになりますが、保険は損をすることに意味があります。
なので、経済的側面から考えれば不要ならできるだけ入らないほうがいいです。
不要にもかかわらず安いからと行って保険料をはらうことは無駄です。
保険はいつ加入すべき
オオカミの考えとしては、
子供が生まれて金銭的負担が大きくなったときは生命保険は必要だと思います。
ご主人が将来ずっとお金を稼ぎ続けることを織り込んでいる場合は生命保険は必要だと思います。
例えば家を買って住宅ローンを組む時に団信という生命保険に加入します。
団信とは保険金が住宅ローンと同じ額に設定してあり、ご主人に万が一があった場合住宅ローンが保険金と相殺されるというものです。銀行側の保険です。
もし、ご主人に何かあったら住宅ローンを払い続けるのは困難です。なので、このリスクを回避するために保険があります。
団信の場合は何千万円もの負債をカバーするので保険の本領を発揮しています。
では、住宅ローンを完済したあと団信は必要ですか?
答えはノーです。もう必要ないです。
このように保険は必要な時に、必要な時期だけ加入するものです。
万が一の事があっても、生活を維持できるなら解約してもオーケーだとオオカミは思います。
(保険会社は嫌がりますが、、、)
以上をまとめると、
保険料は多少高くなっても子供の出産等必要になった時のみに加入し不要になったら解約をする。
万が一病気で加入できない場合もありますが、その不安に対してお金を払うのは損です。考えだしたらキリがありません。損をしたいのなら加入してもいいと思います。
これがオオカミの意見です。
保険でも安物買いの銭失いにならないよう注意しましょう。
まとめ
若いうちは保険料は安い。それは死亡率が低く、ほとんど保険を使わないから。
よく総額では若いほうが安いと聞くが、保険が必要な期間は人によって違う。
なので保険料の総額の比較は無意味。
本当に必要な期間だけ、保険に加入することが経済的に最も合理的である。
最後までありがとうございました。
オオカミ
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