こんばんは
オオカミです。
今日は友人とランチしていました。
なんとオートミールのあんかけチャーハンを食べました。
結構おいしかったです。
本題です「生命保険の歪みとは?」
このブログではおもに生命保険や医療保険について発信しています。
今回は生命保険の歪みについて書きます。
生命保険と聞くとよくわからなくて何となく加入している人も多いです。
しかし、保険は生活必需品のように取り扱われています。
実は生命保険は持ち家についで生涯の買い物で二番目に高いとされています。
そんな高価な買い物である生命保険ですが、実は制度自体にかなりの歪みがあるので詳しくお伝えしていきたいと思います。
歪み①保険金の使いみちがわからないけど加入している
まずは、保険金についてです。
生命保険はいつ使うのか全く予想できません。予想できたら神様です笑
実際に保険を使うときは不幸な事があったときです。なので、別名不幸の宝くじです。
例えばみなさんがスーパーで買い物をするときはレシピが決まっていて何をつくるのか決まっていますよね?
カレーなら肉やじゃがいものなど、使いみちのあるものを買います。
使い道のない材料を買う人はいませんよね笑
しかし、生命保険となると話は別です。
保険金が本当に必要なのか?何の使いみちのために必要なのか?
言われるまま加入してしまい、よく考えたら目的が?の人もいますよね笑
しかも、実際に保険を使うとなると病気になりやすい高齢の場合が多いです。
入ったはいいが、使わずにお金だけ払って終わりが圧倒的に多いです。
中には何の保険に入ったのか忘れてしまっている人も多いと思います。
使いみちがわからないが、不安だから加入しておこう
↑のように他の商品ではありえない理由で加入してしまうのが生命保険です。
歪み②保険会社が株式会社であること
保険会社は営利企業です。利益が第一です。
表向きは他の契約者との公平を保つために、不正がないよう活動しておりますと宣伝をしています。
しかし、実際は利益の追求をしています。(株式会社なら仕方ないです、、、)
保険は相互扶助という考えから来ているので、不正は認められません。保険から利益を出すのは道徳的にNGです。
なので、共済のように利益を追求せず余った保険料を還元している共済等は保険として相性がよくお互いWIN-WINです。
通常、共済では20%から30%ほど余剰金がでるので、加入者に保険金の返還が行われます。
掛け金の安い共済で保険料が余るなら大手の保険会社も保険料が余ると思いますが、、、保険料の余剰金の話は聞いたことがありません。。。。すべて利益は配当等で流出していると思います。
株式会社はお客さまではなく株主第一ですからね。
営利を求める株式会社が保険を扱うこと自体歪みだと思います。どれだけ国民から利益を上げているか考えると悲しくなります。
保険は加入者が損をするので、保険会社は得をします。しかも、メリットとして節税があるので、保険会社としては痛手がありません。
資本主義的には営利が全てなので、保険会社は儲けることに意味があるのだと思います。
歪み③保険金は必ずもらえるわけではない
生命保険は損をすることに意味があります。病気や怪我は避けたいですよね。
必ず保険金をもらうぞ!!と張り切って保険に加入するひとはいますか?
これだと保険金詐欺ですね。
そう考えると保険金は一番の目的ではありません。
- 1つ目の目的は何事もなく平和に過ごし、保険を使うことはなく損をすること。
- 2つ目の目的は何かあった時に、多額の出費をカバーできるお金を用意してもらうこと。
この2つだと思います。
では、この保険金は何かあった時に必ずもらえるのでしょうか?
保険を契約している人は契約時に約款を渡されたと思います。
辞書みたいに情報量が豊富で、一回も読んだことが無いやつあれです笑
約款は保険について細かく取り決めてあるもので、保険会社の免責事項等が書いてあります。
内容としては
- 保険金詐欺の場合はだめですよー
- 健康状態を申告しないと保険金出しませんよー
- がんについては*ヶ月以内に診断されたら保険金は出しませんよー
- 入院については**日以上の場合はこれ以上保険金はだしませんよー
- 自殺の場合は保険金出しませんよー
こんな感じで沢山取り決めてあります。
がんの種類等も例外が規定されていて、かなり複雑です。
内容を全て暗記している営業マンはいないと思います。
特に問題となるのが告知に関して
保険会社は危険度をスクリーニングするために、加入者は健康状態を正しく告知しないといけません。
スクリーニングに関しては大数の法則というのがあります。(詳しくはこちらの記事で)
しかし、営業マンがノルマに追われ切羽詰まった状態になると、告知義務をふっとばして加入させてしまうケースもあります。保険の営業は厳しいので。
仮に持病を隠して保険に加入し、後々保険金請求をしても調査が入ってとても厳しく調べられます。
その結果、告知義務違反だと指摘されると保険金は支払われません。
加入するときはある程度の保険金までは紙一枚で加入できます。
しかし、保険金を払うときは調査をします。
不思議ですね。告知義務違反が存在するなら、
加入時に調査をすればいいのに(それも大変だと思いますが)
そのため、告知義務違反をしてしまい保険金はもらえず保険料をドブに捨てるケースもあります。この場合は支払った保険料は返ってきません。保険会社に寄付して終わりです。
約款が複雑すぎる
約款を読む人はいないと思います。
保険金が出ない場合全てを理解するのは不可能です。
そのため、保険金はでると思っていたが請求をしてみても保険金が出ないケースはあります。
- その病気は対象にならない
- その介護状態では対象にはならない
- 入院期間が規定以上である
- 戦争や天変地異など、大数の法則からはずれている
などなど、保険金の支払いが免除されるケースがたくさんわかりにくく記載されています。
保険会社への苦情は相当数あると思います。これだけ詳しく書いてあれば保険金が支給されない場合ももちろんあります。
保険金を請求するときは切羽詰まった状況なので、加入者は激怒します。
しかし、保険会社は資本力があるのでネガテイブなニュースはあまり表には出てきません。
もちろん保険金が出なくても、保険料は返ってきませんし、裁判をしても一流の弁護士には勝てません。
約款にしっかり書いてあるので、どうしようも無いです。
つまり加入者は保険会社に決められたルールに従うしかありません。
たとえルールが複雑で全て理解出来ないとしてもです。
不利な状態であっても契約しているので文句は言えません。
保険会社が必ず儲かるように有利な条件で契約しているとオオカミは思います。
保険料は必ず支払うが、保険金は必ずもらえるかわからない。
これが本当の生命保険です。
不利な契約はくつがえせるか?
生命保険の歪みについて書きました。
3つの歪みはかなり以前から存在していますが、是正される気配はありません。
社会の存在上、会社が儲かるので資本主義的には消えることは無いと思います。
不利な契約は変えられません。
消費者にとって不利かどうかはみなさんが決めることなのであくまでも参考にしてください。
あくまでも事実として3つの歪みが存在します。
オオカミの予想ではこの歪みは正すことはできません。なので、損したくない人はなるべく保険に加入しないことをおすすめします。
保険会社を相手に勝ち目はありません。
それならば初めから関わらないことをおすすめします。
まとめ
生命保険の歪みは3つある
-
保険金の使いみちがわからないけど加入している
-
保険会社が株式会社であること
-
保険金は必ずもらえるわけではない
この3つの歪みから生命保険は損をすることが前提である、不利な契約だとオオカミは思います。
なるべく損をしないように保険から距離をおきましょう。
保険についてはかなり詳しく書いてきたので、次回以降はお金を稼ぐ副業等について発信していこうと思います。
最後までありがとうございました。
オオカミ
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