生命保険が節税になる根本的な理由とは?

保険

こんにちは、

オオカミです。

引き続き保険について書いていきます。

保険では税金が優遇されている場合が多いです。

今回はなぜ保険で税金が優遇されるのか、根本的な理由を考えていきたいと思います。

本題「生命保険が節税になる理由とは?」

生命保険は他の金融商品と比べ税金面の優遇が多いです。

例えば生命保険料控除というものがあります。

詳しくはこちらを参考にしてください。

簡単に書くと支払った保険料が所得から引かれて、課税される所得の金額が減るということです。

保険の加入を検討されている方は、税金も安くなるし、保険に入っておこうかなという人もいると思います。

ただし、生命保険料控除は金額がある程度決まっているので高額な保険に入っても節税の意味は限定的になります。

他の金融商品と保険を税金面で比べると?

他の金融商品では株や投資信託などと比べてみましょう。

詳しく書くと長くなるのでざっくり書きますが、

 

株の配当金に関しては分離課税で20%の税金が取られます。

また、株価が上がって差益が出た場合も20%が税金です。

 

投資信託もほとんど同じです。

逆に損失を出すと、利益から損失が引かれた純利益に対して課税されます。

簡単に書くと利益の一定割合が税金として国に納めることになります。

 

一方保険の場合はどうでしょう、

保険料に関しては生命保険料控除で一定額までは所得から引かれます。経費みたいなものですね。

そして、貯蓄型の保険等では満期になり解約返戻金が発生した場合、支払った保険料の合計から引いた金額が課税されます。

 

保険でも儲かった利益に対して課税されます。

この場合でも、保険の税金は控除額が優遇されていて税金を支払う金額は低くなります。

保険で税金を納めることは個人ではほとんどないかなと思います。

何十年も保険料を支払い、保険金で儲けるのは忍耐と根気が必要です。

法人の節税商品の場合は?

社長

近年、金融庁が問題視している節税商品があります。

法人の場合、保険料が半分損金で落とせる(経費扱いとなり)ので節税が可能です。

法人の保険はかなり複雑なので割愛します。あくまでも一例と考えてください。

 

社長の退職金を保険で用意したります。

この場合は保険は有効です。

個人で加入するより法人で加入して節税するほうが保険の威力があります。

ただし、法人の場合はいま出ている利益を保険を使って未来に繰り延べているので、時間稼ぎに過ぎません。

保険料は経費か?

  1. 個人の場合は生命保険料控除で所得から一定額が控除
  2. 法人の場合は半分損金扱いで利益圧縮が可能

 

保険を使った節税を考えると保険料は経費ですね。

保険の本質は損をすることに意味があることです。

そのため、損をする=経費と考えることができるとオオカミは思います。

 

保険は節税ができるのではなく、損をしているので利益が圧縮されます。

そう考えると、保険に入ることは極論毎月の固定経費が増えていることになります。

万が一のために、必要経費を毎月支払う状態です。

 

一方株や投資信託では手数料が経費にあたり、その他の金額は等価交換されています。

交換された株の値段が上下して利益が出ることになります。

  • 利益が出た分に対して一定割合課税されるのが投資
  • 初めから保険料が経費とみなされるのが保険

保険はそもそも他の金融商品とは大きく性質が異なります。

所得額の考え方と保険料

サラリーマンだと自分で確定申告をすることはあまりないと思います。一方自営業者の方は毎年確定申告をしています。

では、確定申告ではどのように所得額を考えるのか見ていきましょう。

 

確定申告は簡単です笑

3つのステップで終わります。

ステップ①まずは年間の自分の売上を計算します。

ステップ②事業を行うためにかかった経費を計算します。

ステップ③売上-経費が所得になります。

以上です。

 

確定申告は自分の純利益を税務署に報告し、その純利益に対する税金を払います。

ちなみに、年金や国民健康保険は所得額から引かれます。生命保険同様に経費扱いですね。

生命保険も保険料が同様に所得額から引かれる仕組みになっています。

 

ということは保険料も経費と同様の扱いをされていると考えられます。

生命保険は損をすることが前提なので、保険料が経費となります。

1つ目の根本的な理由は保険は損をする前提であること

ここまで保険で節税できることと所得の考え方を説明しました。

保険で税金が節税できることは保険は損をする前提なので、保険料は経費となると考えることで全て説明がつきます。

そもそも税金は国家が国民から搾取する仕組みなので、そんなに簡単に抜け道は作ってくれません。

 

サラリーマンから税金を搾り取ろうと、わかりにくく難解な制度が確立されています。

その税金の制度によって税理士という職業が存在し、税金の制度が支えられています。

そんな強力な税金に対して、優遇策があるということは何か特別な理由があるということです。

保険の加入時に、節税の効果が強調されることがありますが、なぜ生命保険は税金が優遇されるのかは教えてくれません。

表向きは生命保険は最後のラブラターだからとか、社会貢献だから税金が優遇されるとか感情に訴えかけるように説明がされますが、感情で税金は説明できないです。

税金はとってもドライです。数字が全てです。

税金が優遇される理由は生命保険は損をすることが前提で、会社の経費のように消えて無くなるものだからです。

貯蓄性の保険の場合は、ある程度の金額ならばしっかりと税金が取られます。

この損をすることの前提を省いて、他の金融商品と比較することは根本的に間違っているとオオカミは思います。

節税のために保険に加入するのは理にかなっていると思います。しかし、保険は本来万が一のお金を用意するためのものなので、趣旨がずれていると思いますが、、

 

2つ目の根本的な理由は間接的に日本にお金を貸していること

大切なお金を払った保険料はどこへ消えるのでしょうか?

掛け捨ての場合は保険金準備と会社の利益に消えていきます。

貯蓄性の保険の場合は国債や株、不動産に消えていきます。

保険会社の運用は法律である程度制限されているので、国債が中心となっています。

仮に日本国債を保有すると仮定しましょう。

そうすると日本にお金を貸している立場になります。(税金を二重で支えています!!)

なので、税金の財源を負担していることになります。

図にすると↓のような形態です。

ほぼ無利息で日本にお金を貸し、利益は保険会社に持っていかれてしまいますね。

これなら税金が優遇されるのも納得です。

ちなみに銀行にお金を預けていても同じような状態になるので、そのあたりは詳しく記事にします。

 

まとめ

生命保険は個人、法人ともに税金面では優遇されていて、節税となる。

これは保険料は経費と同じように扱われるのが原因とオオカミは思います。

税金に対して優遇される根本的な理由は2つあります

1つ目の根本的な理由は保険は損をする前提であること
2つ目の根本的な理由は間接的に日本にお金を貸していること

保険の加入の前に↑は要チェックです。

最後までありがとうございました。

オオカミ

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