こんばんは
オオカミです。
今日のお題も投資信託です。
昨日からライン@をはじめました。
本題「投資信託の分配金は受け取るべきか?再投資するべきか?」
投資信託の分配金についてです。
投資信託は分配金というものがあり、毎月分配金がもらえるものもあります。
この分配金は毎月受け取るのかそれとも分配金を再投資するのか選ぶことができます。
今日は分配金の受け取り方について検証します。
分配金を受け取った場合
毎月の分配日に分配金がでます。毎月分配金が出るのは一見儲かってるように見えますね。
例えば基準価格が10,000円の投資信託が100円の分配金を出したとします。
次の日の基準価格は10,000-100=9,900円になります。
証券口座には100円が振り込まれます。
ただし、分配金が普通分配金の場合約20%が税金として持っていかれます。
なので全て普通分配金の場合は約80円しか受け取れません。
税金を勝手に天引きするシステムはやめてほしいですね、、、
分配金を毎月受け取るように設定をすれば、少額ではありますが毎月お金が入ってきます。
この少額なお金で毎月投資信託を買っていけば複利効果が期待できますね。
毎月自分で購入するのは面倒ですが、、、
ただし、投資信託自体が利益を出してくれないと意味がないです、、
分配金を再投資した場合
分配金の再投資を選択すると、分配金でその投資信託を購入します。
投資信託の単位は10,000口です。
10,000口で分配金100円などと表示されます。
普通分配金100円だとすると税金で20%が引かれて、80円になります。
この80円で投資信託を購入します。
再投資の際の基準価格が10,000円だとすると
80円で購入できる口数は
80÷10,000(基準価格)×10,000(単位)=80口
となります。
なので、10,000口保有している投資信託が10,080口になります。
基準価格が10,000円なら評価金額は10,080円になります。
こう考えると投資信託は再投資をして、ひたすら口数を増やしていくことになります。
仮に次回も分配金が出るとすると口数が増えているので、分配金の額は増加傾向にあります。
ただし、特別分配金しか出ていない場合は元本を取り崩して口数を増やしているだけなので、利益は無いです。
分配金はなぜこんなにわかりにくい?
分配金の受け取り方法について書きましたが、100%理解している人は皆無だと思います。
実はオオカミも100%理解できていません、、、
購入して、受け取り方法を選んであとはほったらかしですね。
そもそも毎月分配金という仕組み自体に無理があると思います。
元本を取り崩してまで、分配金を出す制度は投資信託独自です。
株式で毎月配当をしたら、会社はすぐに潰れてしまいますね笑
そもそも無理のある制度を、さらに複雑にしているのが受け取り制度です。
株式には再投資というシステムは無いです。すべて受け取る制度になっています。
再投資があるのは、分配金すべてを吐き出していたら運用するお金がなくなるので運用者のためにある制度だと思います。
無理のある制度を成立させるために、複雑なシステムを構築し維持しているとオオカミは思います。
基本的には複雑なシステムには手を出さないことをおすすめします。
投資信託の複雑なシステムは、無理な制度を維持するためにあります。
再投資は複利になるのか?
結論から書くと複利効果が得られる投資信託はごく少数です。
おそらく、分配金について調べた人は「再投資は複利になるから分配金は受け取り型にしたほうがいいと」いう情報を目にしていると思います。
再投資=複利は盛んに言われているので正しそうに聞こえます。
複利が成立するのは利益が出ている場合のみです。
特別分配金ばかりだしている投資信託で、再投資を選んでも値段が下がる株の口数を増やしているだけです笑
受け取り方法よりも利益が出ているかどうかにフォーカスするほうが10000倍大切です。
再投資が複利になる投資信託は限られています。
利益を継続的に生み出す投資信託を見つけなければ、複利を活かすことはできません。
利益が出ない投資信託なら、受け取り型でも再投資型でも同じです。
利益が出る投資信託なら、再投資型で複利効果が期待できます。
本当に大切なことに注目しよう
今日のお題は受け取り型と再投資型についてでしたが、ぶっちゃけどうでもいいです笑
受け取り型であっても、受け取ったお金を有効に活用できれば複利効果が期待できます。
再投資型との違いは、手間がかかるかどうかという点です。
投資信託を選ぶにあたって最も大切なことは利益が出るかどうかです。
分配金の金額や、分配金の回数はあまり関係ないです。
継続的に良いパフォーマンスが出せるかどうかをしっかり調べることが一番大切です。
まとめ
投資信託には分配金を受け取るか再投資をするか選ぶことができる。
利益が出ている投資信託なら再投資で複利効果が期待できるが、利益の出ない投資信託はどっちでも同じ。
投資信託を選ぶ際には利益が出るかどうかが大切で、分配金の受け取り方法や金額はそこまで気にしなくて大丈夫。
複雑なシステムより、利益が出るかどうか大切なことにフォーカスしよう。
最後までありがとうございました。
オオカミ
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