こんにちは、
オオカミです。
今日のお題は投資信託です。
最近は暗号資産やFXが流行っていて、投資信託に手を出す人は少ないかと思います。
それでも、買う人はいると思うので投資信託を購入する際に気をつけるべきことを記事にしました。
本題「投資信託を購入する際に気をつけるべき3つのこと」
現在はネット証券で投資信託を購入する人も多いと思います。
銀行や証券会社の窓口で購入しようとすると、営業の方が熱心に投資信託を勧めてきます。
証券会社の統計レポートやオリジナルの資料で、投資信託がどんどん上がることを説明します。
今はアジアの成長率が**%で、この投資信託はアジアの銘柄が多くてー
今流行りのFintech関連の投資信託で、流行りのテーマを元に投資をしますー
とかいかに投資信託の中身が良いのかを説明します。
分配金が毎月もらえるから年金代わりにどうですか?
なんて営業トークもあります。
分配金については複利の話をして、再投資を勧めるか毎月のお小遣いがほしいなら受取型がいいですよくらいしか話さないと思います。
まあ、金融機関はノルマが厳しいので仕方ないんですけどね、、、
銀行の場合、取り扱う投資信託の本数も少ないので狙い撃ちにするしか無いのが実情です。
融資、保険、投資信託を扱っているのでそれぞれの知識が浅くなってしまいます。
オオカミも新入行員のときは、全然覚えられず苦労しました。
なので、投資信託の苦情が発生したり、投資信託自体が毛嫌いされてしまう風潮が作られてしまいます。
勧められた投資信託を購入したら、大損したから二度と買わないという人も多いです 涙
投資信託を購入する時に気をつけるべき点は?
投資信託を購入する際に気をつける点は3つです。
- 価格が上昇しているか?
- 投資信託はいつまで続くか?
- 手数料はいくらか?
シンプルにこの3つです。
投資信託を購入する際は10個ほど重要説明を受けますが、本当に大切なのは3つだけです。
複雑に考えるのではなく、シンプルに考えましょう。
1.価格が上昇しているか?
いちばん大切なのは投資信託の基準価格が上昇し、利益を出すことです。
これがわかったら誰も苦労しないんですけどね笑
投資信託は一番初めは10,000円からスタートします。
すべての投資信託が10,000円スタートで今の値段を示しています。
単純に今の価格が10,000円以上なら利益が出ている投資信託
今の価格が10,000円以下なら損失が出ている投資信託
となります。
ここで一つ問題となるのが分配金の存在です。
分配金をガンガン出していれば基準価格は10,000円を大きく下回ります。
毎月分配金型を選びたい人は設定来分配金をチェックしましょう。
設定来分配金は名前の通り今まで支払ってきた分配金の総計です。
この場合 設定来分配金+基準価格が10,000円以上になっていれば安心できます。
10,000以下の場合はどこかで損失を出しているにもかかわらず見せかけの分配金を出していることになります。
中には設定来分配金が10,000円を超えている投資信託もあるので探してみてください。
分配金だけで10,000円を超えるには必ずどこかで利益を出さなければいけないので安心できます。
2.投資信託はいつまで続くか?
次に大切なのは、買おうとしている投資信託がいつまで続くか?です。
買った投資信託が来年解散になって強制的に解約されても困ります。
未来に期待をして投資信託を購入しているのに、中途半端に解約になるのも困りますよね。
しかし、5年ほどで解散をしてしまう投資信託もあります。
償還日をチェックしましょう。
優良な投資信託は無期限の場合が多いです。
分配金を無理に出している投資信託は償還日が短めに設定されていて、短い期間で分配金をたくさん出して逃げ切ろうとしているので要注意です。
運用成績が著しく悪いと償還期間に達していなくても解散となる場合があります。
基準価格が著しく低い投資信託は避けましょう。
3.手数料はいくらか?
3つ目に大切なのは手数料の金額です。
投資信託には3つ手数料がかかります。その他にも手数料がかかる場合があります。
当然、手数料は安いほうがいいですが、投資信託は手数料がかかります。
- 買付手数料
- 信託報酬
- 信託財産留保額
この3つが代表的な手数料です。
1.買付手数料は購入する時にかかる手数料です。
ネット証券ではほとんどの投資信託の買付手数料が0となっているノーロードファンドになっています。
何もしていないのに初めからマイナススタートは嫌ですもんね。
楽天証券ではクレジットカードで投資信託を購入し、1%のポイント還元を得られるという裏技もあります。この場合初めから1%プラスです。
一方銀行の窓口等では、3%から2%の場合が多く手数料が割高です。
銀行は手数料商売なので仕方ないです。。。
2.信託報酬は運用をするのにかかる費用です。
一般的に一年間で0.5%から2%かかるとされています。
この手数料は直接払うのではなく、運用しているファンドから支払われます。
仮に1%とすると100万円の残高に対して(消費税はなしで考えます)
100万円×1%=1万円かかります。
そのため、1万円分の手数料が引かれて残高が99万円となります。
この手数料の怖いところは間接的に支払うので、払っている実感が無いことです涙
3.信託財産留保額
この長ったらしい手数料は投資信託を解約した時に発生する手数料です。
本来、投資信託は長い間保有してもらうことが前提です。
途中で解約をされてしまうと、株や債券などの一部を現金化しなかればいけません。
そこで発生する手数料を負担してもらうために信託財産留保額が存在します。
この手数料は投資信託ごとに異なるので、購入する前によく確認しましょう。
投資信託の手数料は購入時の買付手数料ばかり目が行きますが、他にも手数料は存在するので気をつけましょう。
まとめ
投資信託を購入する際に気をつけるべきことは3つあります。
- 価格が上昇しているか?
- 投資信託はいつまで続くか?
- 手数料はいくらか?
手数料に関しては買付け手数料以外にも複数存在するので要注意です。
最後までありがとうございました。
オオカミ
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